
『博士の異常な健康―文庫増毛版』 水道橋博士 幻冬舎 文庫 2009-08 価格 ¥ 630 絶滅危機にあった水道橋博士の頭髪は、なぜ蘇ったのか。 その他、「近視矯正手術」、「バイオラバー」、「胎盤エキス」、「加圧トレーニング」など、稀代のルポ芸人が自らの体で徹底検証した、実用度120%のエッセイ。 「断食」や「加圧」もとても楽しめる内容ですが、やっぱり本書は「薄毛」でしょう。 著者の水道橋博士は、カツラKGBと称し著者自身の髪の毛を剃った上にカツラをかぶり、芸能界でおとり捜査をしていたそうです。 そんな著者が、島田紳助に「キテルなー、かぶるか剃るかしろ」みたいなことを言われたのを機に、薄毛対策を始めます。 染めると髪は細くなる 煙草を1本吸うと毛根が1個死ぬ 栄養のバランスに気を配る 頭皮を清潔に保つ これが大事だそうです。 著者の場合、まだカツラではなく、「育毛」という方法が有効だとういうことで、勧められて効果のあった育毛方法が紹介されていて、育毛用のシャンプーなのですが、「プロテインシャンプー」というものを毎日使っていたそうです。 著者が紹介したあと、注文が殺到し一時3か月待ちになるほどだったそうです。 『博士の異常な健康―文庫増毛版』

『キラークエスチョン』 山田玲司 光文社 新書 2009-08-18 価格: ¥ 693 あるときを境に著者は、「何を話すべきか」ではなく「何を聞くべきか」と考えるようになって、すべてがうまくいくようになった。 人は基本的に話を聞いていほしい生き物なのだから。 著者は、漫画家の山田玲司。 ドキュメンタリー対談漫画である『絶望に効くクスリ』の連載において、さまざまな国や分野の人間200人近くと、初対面で対談した経験から培った、会話に困らない方法が書かれた一冊。 「その服、どこで買ったんですか?」 「今までに言われていちばん嬉しかったひと言は?」 など、相手の心の扉を開くキラークエスチョンが満載です。 内容紹介には、 人と何を話せばいいかわからない、他人とうまくやれずに損ばかりしている。この本は、そんな人たちを救う一冊になるはずだ。 とありますが、キラークエスチョンは、「対談」には有効かもしれないが、普段の会話には使えないようにも感じますね。 本書の帯にあるイラストのような、新人OLとエレベーター内で「……(無言)」になってしまったときに、いきなり「今までに言われていちばん嬉しかったひと言は?」とは聞けません。 しかし、本書はきちんとそんな人たちを救う一冊になっています。キラークエスチョンは上級編として、将来に備えておき、途中に挿入されているコラムを参考にしましょう。 このコラムがとても実用度が高く、このコラムだけでも読む価値があります。 話の広げ方 基本編 基本は「共感」 話題を平行移動 時間軸を入れてみる 周囲の人の話で 恋愛話 他の話題へのパス 例えば、血液型の話題では、「じゃあ、星座は?」「昔はどうだった?」「家族はどう?」というように広げたり、途切れないようにする、という感じです。これは使えそうですよね。 もちろん「応用編」もあります。「話しやすい雰囲気を作る」というコラムも使える内容です。 コラムで「……(無言)」状態を脱出し、キラークエスチョンでステップアップすれば、人との会話には悩まなくて済みます。 おすすめです。 『キラークエスチョン』