
『超三流主義』 金子哲雄 扶桑社 2009-08-07 価格 ¥ 1,260 人生の損益分岐点を下げろ、可処分所得を最大化せよ。 要注目の流通ジャーナリストが好不況に左右されない生き方を提唱!努力しないで「お金がなくてもゴージャスに生きる」テクが満載。 本書は、不景気だから少しでも節約して現金を貯めましょう、という節約術ではありません。 少ないお金を上手に使えば、ここまでリッチな気分が味わえますよ、という本です。 一見面白本のようですが(実際面白本ですが)、内容は徹底しています。 本書では、固定費にお金をかけないという方法も紹介されていますが、コチラの節約本とは違い、著者は変動費もがっつり節約します。 大型ホームセンター、家電量販店、ドラッグストアー……。何をどこで買うのが一番安いか、ということに始まり、食品、スーツはもちろん、キャバクラまで値切ります。 そして、節約できてお金が貯まってよかったね、では終わりません。リッチ(な気分)にならなければなりません。 著者は、中古のボルボ(50万)に英字新聞を持ち歩いたり、ロレックスをしたりという方法を紹介しています。 現在、テレビ出演や著作が多数ある著者が、お金持ち生活というものの経験があるのかどうか知りませんが、お金持ちマインドを持っているのではと感じました。 お金持ちが知っていて、そうでない人が知らない情報だったり、お金の使い方で、別に金持ちじゃなくても使える情報が結構あるんじゃないか? 例えば、本書では高級ホテルの使い方の部分で、そう感じます。 そういう情報、もしお友達にお金持ちがいたら、こっそり聞いてみた方がよさそうです。 読み物としても、本当に面白く、楽しめる一冊ですよ。 『超三流主義』

『一病あっても、ぼちぼち元気』 帯津良一 PHP研究所 2009-08-11 価格 ¥ 1,260 メタボ健診、大きなお世話!ちょっと血圧が高い、コレステロール値が高い。そんな人は、帯津式健康法で心も身体もまるごと元気。 中高年のための健康法を一挙に公開。 著者が説く健康法は、きっちりしないというのが特徴です。 食べ物や習慣など、体に悪いものは全部ダメ!いいものを毎日!というやり方はあまりよろしくないのです。 よく美味しいものほど、体に悪いとか、体に悪いものほど美味しいといいますが、 少しぐらい体に悪くても、その美味しさが心(体にも)に与えるプラスの要素は、悪を上回ることもあります。 お酒やタバコ、カツ丼など、すべてを我慢して生きるよりも、量をコントロールして上手に付き合っていくことで豊かに生きる方がいいという考え方は賛成です。 メタボ検診についても、著者はその基準の数字については疑問とし、少しメタボなくらいがちょうどいいと言います。 一生懸命ウォーキングするくらいなら、道のゴミを拾いながら歩くほうがいいとも書かれています。 そして最後は、著者の死生観が語られて、まとめられています。 著者は、メタボ検診は大きなお世話で、そんなの知らん顔してればいいと言います。 そして、その基準数値も見直されるだろうとも。 中高年の人はそれでもいいかもしれませんね。定年された人とかも。 しかし、コチラの記事にもあるように、現役世代にとってメタボ検診は無視できませんね。 システムですから、見直しも期待薄です。 しかし、若い世代にとっても、豊かに生きようという姿勢は、今の時代はとくに学ぶものがあると思います。 『一病あっても、ぼちぼち元気』