- 2009-09-02 (水)
- 仕事術
『ハイブリッドワーカー』
ヨシナガ
講談社 2009-08-11
価格 ¥ 890
作家、ミュージシャン、etc……。「夢ではあるけどまともに食えない仕事」だって、会社勤めしながら副業として関わる“ハイブリッドワーク”としてなら出来る!
会社勤めで生活の安定を担保しながら“なりたい自分”を手にした先達6名のストーリー。
本書では、副業としてクリエイティブワークに携わる6人に徹底取材。登場するのはマンガ家・田中圭一氏、芥川賞作家・津村記久子氏、ボーカリスト・Sachi氏、農業家・太田靖彦氏、料理研究家・うーら氏、ミュージシャン・RYO氏。
RYOはケツメイシのRYOです。登場する6人のみなさん、これが本業ではないのですか。
著者のヨシナガは、自身も、人気面白サイト「僕の見た秩序。」の運営者であり、一般企業の会社員でもあるというハイブリッドワーカーです。
本書は、著者が前掲の6人に取材した、インタビュー形式の本です。
芥川賞作家の津村記久子の章では、芥川賞候補になったときに、ニュースで顔写真が出てしまい、会社にバレてしまった話などが紹介されています。
バレたことより受賞を逃したことで、気まずくなったそうです。
そして、次の芥川賞でも候補になるがダメ、その次で(やっと)受賞。で、それぞれ気まずく。
そしてその芥川賞受賞作の「ポトスライムの舟」という本に収められた「十二月の窓辺」という作品は、自身が卒業後はじめて勤めた印刷会社において、上司にパワーハラスメント受けて、それを苦に会社を辞めたという実話をもとに書かれているそうです。
本書で紹介される人々は、成功が難しく、いわゆる食えない仕事を、趣味として楽しむというより、副業という形にはなりながらも、本気で取り組んできて成功されています。
もし、プロになりたいというほど本気ではない夢であっても、今はネット上に色々な形で個人の表現の場があります。
それを活用してみるのもいいかもしれません。
動画サイトを見てみても、プロ並みの実力の人もいますよね。
いや、ちょっと本気で頑張りたいという人は、本書が参考になるかもしれません。
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