- 2009-09-05 (土)
- 自己啓発
逆境を切り開く!! 司馬遼太郎『坂の上の雲』50の知恵
北原義昭
ゴマブックス 2009-09-01
価格 ¥ 1,260
先行き不透明な時代をいかに生きるか?
司馬遼太郎『坂の上の雲』から今に生きるヒントを学ぶ!!
『坂の上の雲』は、明治維新から日露戦争までを描いた小説です。
明治期と現代という2つの時代は、既成の価値観や体制が崩れ混乱している、という共通点があります。
著者の北原義昭は、現代のことを書いたのではないか?として『坂の上の雲』の作中から、現代を生き抜く教訓を紹介します。
本書は、作中の言葉をピックアップし、作中と当時の背景と現代にどう生かせるかという内容です。
例えば、1番最初は、人を憂うるよりまずは己を確立せよとして、秋山好古(登場人物)の言葉、
人は生計の道を講ずることにまず思案すべきである。一家を養い得てはじめて一郷と国家のためにつくす
を紹介。自分のこともちゃんとできない人間に、心配や注意をされても「お前に言われたくない」ということだそうです。耳が痛いですね。
また、戦略戦術の章では、
すぐれた戦略戦術は素人にもわかるくらい簡明なものであり、逆に玄人にしかわからないものはまれにしかなく、あっても敗北側のそれだという言葉。
可愛げのある男は出世する、など。
この閉塞感を抜け出すために、参考になる一冊です。『坂の上の雲』は小説ですが、内容は事実ですから説得力が違いますよ。
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Comments:2
- kinnta 09-10-25 (日) 7:01
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逆境を切り開く!! 司馬遼太郎『坂の上の雲』50の知恵
残念ながら本書はゴマブックスの倒産により入手が非常に困難な状況にあると聞いています。もしかしたら札幌の紀伊国屋本店に在庫があるかもしれません。
他社からも似たようなコンセプトの書籍が出版され始めていますが、本書が一番良く要点をつかんでいるのではないかと思います。また、現代の成功者(当然民間人ですが)の多くも同様の主旨を述べていることに興味を覚えます。
秋山好古兄弟や正岡子規が常人以上の素質の持ち主であったとしても、その言葉や行動、特に他人の意見に感化されて行動することの愚かさが見えてきます。
出来ることならば、本書を契機に明治期の民衆の世情を調べるのも面白いと思います。(お手軽なところでは、江川達也の日露戦争物語が割合と中立的な見方をしていて面白いと思います)
- bizhikoo(管理人) 09-11-12 (木) 23:53
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>>kinntaさん
丁寧なコメントありがとうございます。
「坂の上の雲」は、NHKのドラマもスタートするので、
これからも関連本の出版は続きそうですね。ご紹介くださった本も含めて、関連本の一覧記事など、
あってもいいかなあと思っています。





