
『サバイバル時代の海外旅行術 』 高城剛 光文社 新書 2009-08-18 価格 ¥ 756 なぜ日本人は海外へ行こうとしないのか。それは、日本で発売されている「観光ガイド」が“使えない”ことが一つの原因ではないかと本書は考える。 長年の海外旅行経験で培ってきたスキルなど、お金がないバックパッカーから富裕な高年齢層まで万人に役立つ、生きた知恵を伝授する。 他国に比べて少ないとはいっても、海外旅行が好きな日本人も多いです。しかし、よく行く人の大半は、だいたい同じ場所へ行くか、同じパターンの旅をしているのではないでしょうか。 例えば、毎年ハワイ、毎年香港で、料理と買い物と海。または、ヨーロッパ旅行で国は変わっても名所名跡をはしごするというパターンです。 これに対して、著者の海外旅行をする目的は「人間は本来移動しながら生きていく動物なのではないか」という著者自身の疑問の答えを探すものだと言います。 さらに日本の旅行ガイド(ブック)の質の低さというか、脆弱さにも言及しています。日本人がパターン旅行の型にはまってしまう原因にもつながっているのかもしれませんね。 海外旅行が嫌い、興味がないという人は、著者の価値観に近いのではないでしょうか。パターン旅行に何の魅力も感じず「何が楽しいの?」と思っています。 本書は、そんな人にこそ読んで欲しい内容です。 著者の海外旅行に関する考え方や、テクニックは、海外旅行の嫌いな人にとって、新しい価値観を与えてくれます。 例えば、拠点都市(ハブ)に大きな荷物は置いて、そこから各国を軽装で行ったり来たりする、「ハブ&スポーク型」の旅行法であったり、 iPhone SIMフリー版を海外で買って情報収集に使う、各国の音楽フェスをまわる、旅の達人の七つ道具とパッキング術など。 本書を読めば、海外旅行には意味があるということに気がつきます。 「海外へ出て、自分の目で世界を見る」ための1冊です。 『サバイバル時代の海外旅行術 』

『あと1年使うためのパソコン強化術』 ピーシークラブ ソフトバンククリエイティブ 新書 2009-08-19 価格 ¥ 1,000 これでパソコンを買い替えなくてすむ! 「動作が重くなった」「エラーメッセージがよくでる」などの不満からパソコンの買い換えを検討する方は多いはず。 ただ使い方がまちがっていれば、結局はまた同じ不満がでてくるもの。そこで本書は、あと1年うまく使うための方法を紹介する。 「遅い」を改善するための方法として、デスクトップの片づけから始まり、バックアップ、セキュリティソフトのバージョンアップなど、今すぐ実践できる方法が書かれています。 そのほか、USBメモリの有効な使い方や、動作環境をよくするフリーソフトの紹介、軽くなる小技など、すぐに片っ端から試したくなる情報が盛りだくさんです。 絵や写真、図をたくさん用いて、やり方、使い方を分かりやすく説明してくれているので、迷わずに安心して実践できます。 今までと同じ使い方をしていては、 重い→買い換える→また重くなる→買い換える の悪循環から抜けられません。 新しいPCが欲しくなる気持ちも、分かりますが、本書に書いてある方法を試してからでも、遅くありません。 今後、新しく買ったPCを丁寧に長く使えるようになることにもつながります。 『あと1年使うためのパソコン強化術』
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Windowsの独り勝ち時代が終わって、Apple、Googleの台頭までの経営者たちのドラマが面白い! IT帝国の興亡 スティーブ・ジョブズ革命 日本経済新聞出版社 2009-07-17 村上恵一 スティーブ・ジョブズ革命(レボリューション)とはありますが、スティーブの経営論ではありません。 マイクロソフト、デル、ヤフー、グーグルそしてアップル。 それぞれの企業の浮沈、経営者の浮沈のドラマです。 著者の村山恵一は、日本経済新聞社のシリコンバレー支局長をしている方です。 どの会社がいつ何をしたか。どの経営者がどこで何を言ったか。オールキャストによる攻防の臨場感を損なわないよう、より多くの出来事を克明に書き記すことを心がけた。 の言葉通り、膨大な取材データが描く臨場感は、目に見えない、キャストの心の中まで浮かび上がらせます。 まるで三国志を読んでいるようなドキドキです。 目次 プロローグ ハッピーバースデー、スティーブ 第一章 歴史をつくる 第二章 揺らぐ帝国 第三章 デルモデルの解体 第四章 iPodエコノミー 第五章 iPhone狂騒曲 第六章 マイクロソフト対ヤフー 第七章 カリスマたちの転機 第八章 ネット世代 第九章 I'm a Mac. I'm a PC. 第十章 新しい波 エピローグ ジョブズCEOへの手紙 巻末資料1 巻末資料2 あとがき マイクロソフトのヤフー買収騒動や、iPHONE発売、Windows7発売も、 もはや遠い過去のように思えるほど、この業界の変化のスピードは速く、 IT乗り遅れの私も(あなたも)、この一冊を読めば、楽しく歴史を学べて、 関連ニュースの理解度が、一気にアップします。 新しいネットの時代(クラウドの時代)に必読の、復習の一冊。 IT帝国の興亡 スティーブ・ジョブズ革命

ノートPC&携帯持って、スタバで仕事。どうしたら可能になるのかが分かります。 仕事するのにオフィスはいらない 佐々木俊尚 光文社 2009-07-16 今時の若者や、今時の職種の話です。 IT系、コンサル系、アメリカ帰り系とか、専門的な武器や特技を、個人的に持っている人なら、できるかもしれないです。 ITを駆使して、オフィスがなくても、仕事をしているという、 日本の企業の事例を紹介しています。 朝起きて、レッツノートとアイフォンを持って、カフェで仕事をします。 だらしない人には、向かないスタイルだそうですが、 どうすれば自分を律して、仕事に集中できるか、 という仕事術というか、集中術も紹介されています。 企業が正規雇用を減らす方向へ向かう時代に、 個人は、フリーランスとして、特技を会社に売り込むという、 スタイルも選択肢の1つではないかということです。 特技がある人は、それでもいいと思います。 というのが、個人的な感想です。 この働き方の1つのスタイルの提案的な話は、そこそこにしておきまして、 この本の1番面白い内容は、そのスタイルを実現するための方法です。 アイフォンのアプリ、Firefoxのアドオンなど、具体的に、 このサービスをこう使うと、こうなって、この場合はこうして、 というような、IT音痴からすると、目から鱗の便利機能が、 これでもかというくらい、紹介されていて、 この部分だけで、2冊くらい本が書けるというないようです。 これも、個人的な感想です。 というのは、 PCとアイフォンを同期させて、地下でもアイフォンでGmailやニュースが読めるとか、 オンラインストレージでバックアップしたり、メディアマーカーで読書管理したりとか、 こういうことは、今、普通なのかどうか分かりませんので、 自分だけがすごいと思っているのかなと。 仕事はオフィスでしたいけど、こんなことは試してみたい! が本当にたくさん載っていて、わくわくします。 親切に、PCの管理画面がこうなるので、ここでこう、ここではこう! と教えてくれます。 この部分(第5章 クラウドを使いこなす)だけでも、読む価値あり!の1冊。 仕事するのにオフィスはいらない

仕事術というより「自伝」。読み物としてなら◎ 1兆円を稼いだ男の仕事術 夏野 剛 講談社 2009-07-02 「iモード事件」の著者、松永真理に引っ張られて、NTTドコモでiモードを作った人です。 著者が、早稲田に入り、ドワンゴの取締役になるまでの自伝。 早稲田 ↓ 東京ガス ↓ MBA ↓ ハイパーネット ↓ ドコモ ↓ ドワンゴ その他数社の社外取締役 著者がしてきた仕事の体験談と、 そこから得た教訓、 現在の企業や経営者に対する提言。 著者の周りの「できる人」の考え方などは、読んでて 「すごいな」 と思う。 どんな人が読んだら、いいんだろう。 「自伝」なので、ノウハウとしての仕事術、を求める人はスルー。 「できる人」に憧れてる人。 iモードやおサイフケータイ立ち上げ当時、業界にいた人が「なつかしいなあ」 裏話とかが好きな人。 各章の最初に著者の写真が載ってる本が好きな人。 とか。 1兆円を稼いだ男の仕事術(アマゾンのリンク)